著者
畔柳 三省
出版者
公益財団法人 日本心臓財団
雑誌
心臓 (ISSN:05864488)
巻号頁・発行日
vol.38, no.Supplement3, pp.53-60, 2006-08-30 (Released:2013-05-24)
参考文献数
24

スポーツ中の突然死は,人一倍健康・頑強と思われている者が,その活動中に多数の目撃者の前で発生することが多いため,関係者をはじめ周囲に及ぼす衝撃が大である.大規模な疫学調査が可能な東京都監察医務院(以下,当院)の資料を用い,スポーツ中の突然死の疫学的背景を,今までの調査結呆を基に概説するものである.当院開設以来54年聞のスポーツ中の突然死例において,調査した項目は,経年変化,年齢,性別,月別,発生時間,曜日別,死因,スポーッ種目,既往症,運動様態(運動中,運動直後など),発生時症状(突然昏倒,しゃがんだりふらついたり等の異常動作,悪心・胸痛などの訴え),発症から死亡(確認)までの時間,発生時の気象状態(天気・温度・湿度:気象庁の資料を用いた)などを,可能な例につき調査・集計し,運動様態以降の項目については死因(群)別にも集計し,傾向を分析・提示した.これらの調査結果が臨床・公衆衛生に還元され,突然死予防の糸口になることを切に願う.

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東京都で起きたスポーツ中の突然死の研究によると 、 ・秋が多い ・10歳代と50歳代が多い ・ランニングがダントツ1位((以下水泳野球ゴルフ) ・六十歳以上の危険度は、四五十代の6倍以上 ・ランニングの死因の9割は心疾患 ・予兆あり https://t.co/EMCbOWrBFc

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