著者
東 禹彦
出版者
Meeting of Osaka Dermatological Association
雑誌
皮膚 (ISSN:00181390)
巻号頁・発行日
vol.26, no.4, pp.859-865, 1984 (Released:2010-06-04)
参考文献数
14

プロピレングリコールによるアレルギー性接触皮膚炎3例と刺激性皮膚炎3例を報告した。刺激性皮膚炎は経験した症例のうち代表的なものとして, 外用剤によるものと化粧品によるものと各1例の急性型と外用剤による累積刺激型1例を報告した。プロピレグリコールによる接触皮膚炎がアレルギー性のものか刺激性のものかは貼布試験の結果からだけでは単純に決定し難く, 臨床像, 臨床経過も参考にしなければならない。プロピレングリコールによるアレルギー性接触皮膚炎の治療に当っては, プロピレングリコールが外用剤, 香粧品, 食品などに広く用いられているので, 患者に対する指導がきわめて大切である。

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