著者
久保田 富夫
出版者
バイオメカニズム学会
雑誌
バイオメカニズム学会誌 (ISSN:02850885)
巻号頁・発行日
vol.29, no.4, pp.185-188, 2005 (Released:2007-10-23)
参考文献数
22

健康なわたしたちも,昼間に耐えがたい眠気を体験することはよくある.ヒトの昼間の覚醒レベルの変動については様々な研究が行われているが,60分から3~4時間周期で眠気が出現するウルトラディアンリズムの報告があり,いくつかの要素が関連していると考えられている.さらに,約半日リズムとして,昼食後の午後1時から4時頃に眠気を感じることが多い.昼間の眠気には,生体リズムが関係していることは広く知られている.また,外的環境への適応機能として,サーカディアンリズムの補助機能としての役割などがあげられる.今回,以前われわれが大学生におこなったアンケート調査から昼間の眠気の原因と,その対応についても考えてみた.

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https://t.co/PUSmJNzfjF 周期性があることは「昼間の眠気」なんかで何となくみんなも感じてるんじゃないか? とにかく「意識」ってのは脳にとって、とっておきのスペシャルモードなんだ。(ジョジョでいうなら意識は一種の「スタンド」なんだよ。人間という生物の処理能力を
健常成人が感じる昼間の眠気とその対応について https://t.co/y5uQN8va4W

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