著者
Sachi WAKASA Yuri MORIGUCHI Hiroyuki MATSUZAKI Yukinori MATSUKURA
出版者
The Tohoku Geographical Association
雑誌
Kikan Chirigaku (ISSN:09167889)
巻号頁・発行日
vol.60, no.2, pp.69-76, 2008-09-10 (Released:2010-06-22)
参考文献数
18

寝覚ノ床は, 木曽川上流域の長野県木曽郡上松町にある露出花歯岩からなる地形である。本研究では, この寝覚ノ床の露出花崗岩表面の露出年代値を宇宙線生成核種10Beの濃度から推定した。また, 岩盤表面の強度をシュミットハンマーとエコーチップにより測定した。その結果, (1) 寝覚ノ床は約1.2万年前に露出したこと, (2) 河床からの比高が高いところほど風化がより進行していることから, 露出後に徐々に進行した下刻作用によって形成されたと考えられた。さらに, 岩盤表面の河床からの高度と露出年代値から得られた岩盤の平均侵食速度 (下刻速度) は, 1.7m/kyrであり, この値は周囲の平均隆起速度と調和的である。

言及状況

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編集者: Batholith
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