著者
萩原 牧子
出版者
株式会社 リクルート リクルートワークス研究所
雑誌
研究紀要 Works Review (ISSN:24350699)
巻号頁・発行日
vol.4, no.1, pp.1-12, 2009 (Released:2019-12-13)

本稿の目的は,複数の調査手法で実施した回答の比較より,各調査の偏りについて検証することである。特に,インターネットモニター調査と従来型調査の回答属性と,公による代表性が高い調査データとの詳細の比較を行った。その結果,調査回答者の偏りはインターネットモニターだけの問題ではなく,もはや,従来型調査手法でも発生していることが明らかになった。また,設問のタイプによっては,調査間で差がないことも検証した。

言及状況

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インターネットモニター調査だけでなく、従来型調査にもバイアスがあるという研究。就業構造調査との比較では、訪問留め置きの方がバイアスが大きいケースも。萩原牧子(2009)「インターネットモニター調査はどのように偏っているのか」『Works review』4, pp.8-19.https://t.co/A0e8YlXnjn

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