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岩石のレオロジーの問題ですよね。なかなかむつかしいです。 短期的には地殻は剛体として動きます。しかし長く強い力がかかっていると粘性体として動くこともあります。 古い解説論文ですが手がかりとしてはこれがいいでしょうか https://www.jstage.jst.go.jp/article/gkk1952/19/3/19_3_167/_article/-char/ja/ 「地球物 ...
カルシウムは海水中にたくさんありますので、多いものを分母にしたということです。 こちらの文献が参考になるでしょうか。 https://www.jstage.jst.go.jp/article/kaiyou/25/3/25_81/_article/-char/ja/
小さな地震は数が多いのでまぐれ当たりしやすいということがわかっています。そしてそういう情報が無価値であることは明らかで40年以上前に論文になっています。 https://www.jstage.jst.go.jp/article/zisin1948/30/2/30_2_179/_article/-char/ja/ あとはまぐれ当たりしたときに大騒ぎするが、外れたときには黙っているからでしょう ...
ほぼ同じ図がこちらの論文に出ています。水平加速度と水平速度の距離減衰が検討されています。 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jpe1952/45/2/45_2_135/_article 兵庫県南部地震はK-Netができる前の地震ですので、各機関が観測していたデータを集めて検討されています。ご存知のように建物の被害などは水平加速度や速度の大小で決まりま ...
この論文が参考になります 澁谷・平原・上野「レシーバ関数解析による地震波速度不連続構造」 https://www.jstage.jst.go.jp/article/zisin/61/Supplement/61_199/_article/-char/ja/
フィリピン海プレートはその前にあったプレートが割れて新しくできたプレートです(背弧海盆と呼ばれます)。日本海と似たでき方をしています。 フィリピン海プレートの歴史の最新の研究はラレマンドによるものです。日本語の要約が公開されています。 http://progearthplanetsci.org/highlights_j/078.html 西南日本への沈み込みがいつ始まったのかは諸説あ ...
カルデラなどの火山地形を作ってみるという実験はどうでしょうか。参考になる論文もあります。 https://www.jstage.jst.go.jp/article/geosoc/115/12/115_12_635/_article/-char/ja/ いろいろ条件を変えてみることでオリジナルの研究ができると思います。
今後は、気象庁の発表通り、余震がしばらく続くでしょう。その他には特に心配する必要はありません。 日本海の海岸沿いに地震が南北に並んでいるところがあるのですが、そこで起きた地震ですね。1964年新潟地震と同じような地震で、逆断層型の地震です。内陸地震だと考えてもよいですし、これからプレート境界になろうとしているところで起きたプレート間地震だと考えてもよいです。 この海域では海底の断層調査 ...
この論文ですね。発表された当時とても話題になりました。今も影響がある論文のひとつです。 瀬野 徹三「南海トラフ巨大地震─その破壊の様態とシリーズについての新たな考え─」 https://www.jstage.jst.go.jp/article/zisin/64/2/64_2_97/_article/-char/ja/ この研究では南海トラフ地震がおおきく2つのタイプに分けられると考えてい ...
温度と圧力が高くなると、鉱物はお互いの原子間の距離が小さくなる新しい物質に変化します。これを相転移と呼びます。 マントルの主要構成物であるオリビン(カンラン石)です。およそ410㎞の深さの温度と圧力でオリビンはウォズリアイトに相転移します(変形スピネルやベータ相などと呼ばれることもあります)。この時に、地震波の伝わる速度が大きくなるので、410㎞あたりの深さで速度が急増します。 同じよ ...
現存する堆積物の範囲は、例えば、横山さんの論文がよく使われますね。 https://www.jstage.jst.go.jp/article/kazan/45/4/45_KJ00001052820/_article/-char/ja/ 地質学的には、堆積後に浸食してなくなってしまったもの、上に別のものが堆積してしまったものは見ることができません。火山学ではこのように、現存する範囲を示すのが ...
筑波山・加波山は地下で冷えたマグマが隆起していたあとに侵食されてできた山ですね。侵食の残りです。噴火しません。火山学者による説明がこちらにあります。 http://www.kazan.or.jp/J/QA/topic/topic181.html 産総研の地質調査センターの解説はこちらです https://www.gsj.jp/researches/openfile/openfile200 ...
関東地震の死者は諸井・武村という論文が知られていますが、津波関連の死者行方不明者がおおよそ1000人となっています。 諸井 孝文, 武村 雅之 関東地震 (1923年9月1日) による被害要因別死者数の推定 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jaee2001/4/4/4_4_21/_article/-char/ja/
1984年に関東の地下構造を調べるための地下構造調査が行われました。その時にダイナマイトを用いて人工的に震動を出すということをしました。その成果は論文になっています(小田原測線と呼ばれているものです)。 山中浩明・他「人工地震による首都圏南西部の地下深部探査 (3) 1983, 1984年に実施された人工地震のデータの総合的解析」 https://www.jstage.jst.go.jp/ ...
傾向としては、本震のマグニチュードが大きい方が余震の数が大きいです。マグニチュードが大きいほうが断層面積が多く、影響を受けるエリアが広くなる、と考えるとよいかもしれません 少し古い論文ですが、山中・島崎が1990年に検証しています(図4など) https://www.jstage.jst.go.jp/article/jpe1952/38/4/38_4_305/_article/-char/ ...
マグニチュードは対数をつかったものさしです。マグニチュードが2大きくなればそのパワーは1000倍になる(1大きくなれば約32倍になる)ものさしです。0.2違えばパワーが倍違います。 マグニチュードの大小は断層面の大小と関係しています。 http://www.hinet.bosai.go.jp/about_earthquake/sec2.2.html 2011年の地震はマグニチュード9 ...
1944年に地震の被害がでていますね https://www.jstage.jst.go.jp/article/jaee/15/7/15_7_2/_article/-char/ja/ 詳しいことは市役所に行けば教えてもらえると思います