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投稿一覧(最新100件)
国訳漢文大成の『白楽天詩集』巻十四で、この詩に対して付された「詩意」を参考にしながら、現代語訳してみましょうか。
添付された写真を見るところ、難しい言葉などにはお手元の本に注があるようですから、ざっと通釈だけしてみます。
私は梁鴻に比すべきあなたに嫁ぐことができて六、七年経ったが、
夫のあなたは読書に耽って酒を飲むことが好きで日が高くなるまで眠る(お寝坊さんだ)。
雨が春の畑を荒らしてただ雑草が ...
植木久行先生の「唐代詩人新疑年録(1)」という論文(弘前大学人文学部の紀要論文)の中で、高適が取り上げられています。
この植木先生の論文は機関リポジトリで公開されています。以下のサイトを少し下まで見て、論文のタイトルのある所のPDFファイル「AN00410054_8_147.pdf」を開いて下さい。
https://hirosaki.repo.nii.ac.jp/?action=pages_v ...
諸橋『大漢和辞典』で調べると、「【漫空】空にはびこる。空一面に満ちひろがる。」とありますが、お尋ねの用例には全く意味が外れていますね。(『大漢和』も万能の辞書ではないということで。)
引用された『漢語大詞典』での【漫空】の説明を素直に訳しますと(上下の引用の差は簡体字か繁体字かの差で、同じ物ですね):
確実性もなく、実際に合わないことを言う。
清・王夫之『読四書大全説・論語・雍也篇』 ...
質問者さんが提示しておられる本は、残念ながら明治書院の新釈漢文大系本ではありません。
明治書院の新釈漢文大系は、原文を返り点付きで示しますので、全く別の本です。
(質問者さんが提示した本は、通俗的な小見出しがいくつも付けられてますから、一般の人向けの『管子』の入門書・概説書の類かと思われます。)
「原本」と言うと、普通は中国で出版されている原書のことを指しますが、質問者さんの場合は、 ...
「老大身」(ろうだいしん→「ろうだいのみ」と読む方がいい)は、「年老いた身体」のこと。
白居易の「暁寝」という詩に次のような句があります。
莫強疎慵性 〔疎慵(そよう)の性を強むる莫(な)く〕
須安老大身 〔須(すべか)らく老大の身を安んずべし〕
この詩は朝寝をむさぼる心地良さを詠った詩で、「疎慵性」とは「ものぐさな性根、怠惰な本性」というような意味。窓の外はもう明るいけれど、 ...
『国訳漢文大成』には『李太白詩集』(久保天随訳注)が収められていて。
お探しの「玉真仙人詞」は『国訳漢文大成 続 文学部第4冊 李太白詩集 上の四』に収録されています。
この『国訳漢文大成』はなんと、国立国会図書館のデジタルコレクションで公開されております。次のサイトをご覧下さい。
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1139937
ちなみ ...