岡崎 孝彦

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2 0 0 0 OA 宇津保物語

会社の近くのデパートの催し物コーナーで古本市をやっている。 立ち寄ってみると、有朋堂文庫の『宇津保物語』の上・下揃いが千円で売られていた。 有朋堂文庫は、大正から昭和の初期にかけて出版された国文学の名作を網羅していた叢書。主に江戸期の版本などを底本にしている。新書程度の大きさなので、電車の中などで読むのに便利だ。 残念ながら、僕が知る限りでは、『宇津保物語』は文庫本では出ていない。とすれば、この ...

4 0 0 0 OA 宇津保物語

会社の近くのデパートの催し物コーナーで古本市をやっている。 立ち寄ってみると、有朋堂文庫の『宇津保物語』の上・下揃いが千円で売られていた。 有朋堂文庫は、大正から昭和の初期にかけて出版された国文学の名作を網羅していた叢書。主に江戸期の版本などを底本にしている。新書程度の大きさなので、電車の中などで読むのに便利だ。 残念ながら、僕が知る限りでは、『宇津保物語』は文庫本では出ていない。とすれば、この ...
さりともと思ふ心のなぐさめに今も消えせぬ命なりけり 題知らず -千々に砕くる左大臣 「風葉和歌集」巻十三(恋三)965 岩波文庫『王朝物語秀歌選(下)』p.146より 神野藤昭夫の訳 「いくらなんでもと思う気持ちが慰めとなって、今もなお消えさらずにいる命なのでした。」 岩波文庫(樋口芳麻呂)の訳 「いくらなんでも、私の恋慕の情は御理解いただけるだろうと思う気持の慰めで、今も消えず ...