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他者の個別性を否定し、自己の存在の高揚に用いるという構造はすでに幼児期の子どもにも見られると筆者は述べる。この「魔的なるもの」が現れる状況を作り出し、子ども自身の悪を実感させることが重要である。
子どもの個別性に目を向けない教育観が現実の眼前の子どもとの交流を阻害しているという教育荒廃について現象学的視点から記述した論文
「陶冶」の概念と結びついた「音楽教育」の危険性を指摘し、音楽の語源である「Μοῦσα」には人や自然と触れ合うことによって現出するものであり、この音楽の本来性に回帰する方法を「現象学」に求めている。