孤独（ロンリネスとソリテュード）の問題点、及び、自己と他者の負の評価や孤独者同士の繋がり、他者からのスティグマなどが孤独感の負の連鎖を生むことなどを指摘した先行研究レビュー。 「孤独感と対人環境の再帰的構築」 2020年 著者/ 五十嵐 祐 https://t.co/dDg5OjAAbl

被虐待者の対人関係における表情の否定的バイアス等が心身へ悪影響となることに着目し、IWMが関係不安や関係回避を媒介する可能性等を考察した論文。 「被虐待経験と心身の健康 _被虐待経験と内的作業モデルが表情認知に及ぼす影響」 2020年 著者/ 松尾 和弥, 福井 義一 https://t.co/TRC5Gybxvy

専門性の違いから心療内科と精神科の連携の必要性を訴えた日本心身医学関連学会合同集会特別企画講演「心身医学を専門とする医師に知ってもらいたいこと, 精神科から」発表資料。 「心療内科と精神科 _立ち位置の明確化と連携のお願い」 2020年 著者/ 井上 幸紀, 山内 常生 https://t.co/XQEL2mj9i8

相談相手がいない人や少ない人は不安・抑うつ症状のリスクが高まることを示した1983年以降の14の論文を調査総括したレビュー。 「相談相手の数と不安・抑うつ症状の関連を調査した横断・縦断的研究のレビュー」 2020年 著者/ 西田 明日香, 山口 智史, 東郷 史治, 佐々木 司 https://t.co/QaSJyVxfl8

米国及び国内におけるマルトリートメント被害経験児童の脳画像解析と子どもの強さと困難さアンケートから2種の愛着障害発生と被害時期、及び腹側線条体の賦活と一次視覚野容積減少の関連を指摘した論文。 「不適切な生育環境に関する脳科学研究」 2020年 著者/ 友田 明美 https://t.co/TMnOQQ0D21

OD（起立性調節障害）を漢方的病態である血証、水毒、心身症的要因として捉え、決定的な治療法に欠く現代医学的治療に漢方治療を加えることの有効性について症例をもとに報告した論文。 「起立性調節障害と思われる10症例の漢方的病態とその治療」 2021年 著者/ 山崎 正寿 https://t.co/gYf20vQjPY

外傷的人間関係のケースフォーミュレーションの共有とソクラテス的質問法の実施を通じた患者の日常的人間関係への介入でPTSDや人間関係が改善した症例について検討した論文。 「児童期の虐待により人間関係の問題を抱えた成人症例の検討」 2019年 著者/ 大崎 園生, 林 吉夫 https://t.co/EAYaDZ98KU

希死念慮者・自殺企図者の脳脊髄液中のキノリン酸（QUIN）値の状況、及び抗炎症性サイトカインと自殺関連行動の関係性の仮説に基づき自殺の生物学的メカニズムを神経炎症の観点で概説された論文。 「神経炎症仮説からみた自殺関連行動のバイオロジー」 2020年 著者/ 門司 晃 https://t.co/xOrlebQdS2

母親等による愛情欠損的統制（養護不十分且つ過保護）と醜形恐怖症（BDD）傾向に対する拒絶過敏性の関連についての調査回答（対象:大学生）の統計的解析結果の論文。 「母親の養育態度と醜形懸念の関連 _拒絶過敏性を媒介変数として」 2023年 著者/ 小林 真綾, 矢澤 美香子 https://t.co/lIoLwmyI4b

心肺運動負荷検査に基づいて定めた既報を下回る強度・時間・頻度の運動量にて抑うつ症状（状態不安）と社会適応度改善効果の可能性が認められた論文。 「CPXに基づいた運動療法によるうつ病の個別化治療」 2023年 著者/ 中川 伸, 陳 冲, 萩原 康輔, 平田 圭子, 藤井 優子 https://t.co/0rlzfxpFD1

非自殺的自傷傾向者の実存感に係るHSPと不承認、及び自傷行為の関係性についての日本人学生を対象とした調査回答の統計的解析結果の論文。 「自傷者はここに「いる」のか _自傷傾向者の実存感の検討を通して」 2023年 著者/ 土居 正人, 山本 南利, 川内 三奈美 https://t.co/JSZR4W28rt