著者
増田 賢嗣 奥 宏海 野村 和晴 照屋 和久 田中 秀樹
出版者
水産総合研究センター
巻号頁・発行日
no.2, pp.99-104, 2010 (Released:2011-07-26)

サメ卵主体液状飼料の開発と改良はシラスウナギまでの飼育を可能とし、研究の焦点はシラスウナギの大量生産法の確立に移っている。そのためには、大量生産への応用が困難な現行の給餌法を改良する必要があり、特に中層で給餌できる方法の開発が求められている。飼料が飼育水全体に拡散したコロイド型飼料はこの要請に応えられる可能性がある。本研究では、コロイド型飼料のモデルである海水希釈牛乳で満たされた水槽中では、牛乳が一定濃度以上で、十分な摂餌時間があればウナギ仔魚は摂餌でき、また一定期間生存できることを明らかにした。

言及状況

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シラスウナギは光に集まる習性がないと思っていたけれどなぁ。無料で読める論文をチェックしたところ、負の走光性云々と記載( https://t.co/sagcYHMhSh )。外敵から身を守るために太陽光や強い光を嫌う習性があるんだよね。船の明かりは、夜行性のシラスウナギを漁師が見つけやすくするためのもの。 https://t.co/x4jBYY8Hwd
@undergroundtai http://t.co/Rfkr6sU98f

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