著者
山崎 永尋 尾崎 紘子 谷 耕一 橋本 直樹
出版者
北海道農事試驗場北農會
巻号頁・発行日
vol.79, no.4, pp.419-424, 2012 (Released:2013-07-30)

アスパラガスに発生する条状傷が,再現試験によりツマグロアオカスミカメによる被害であることが確認された。アスパラガスが萌芽する5月中旬から本種の越冬卵が孵化し,同時に被害が始まり,収穫期間が終了する6月中旬頃に成虫になる。その後,株養成のために立茎されたアスパラガスに産卵された2世代目が増殖して越冬卵を産んで翌年の発生源に事が確認された。防除薬剤の検討を行ったところ,散布後時間が経過すると効果は認められず,有効な解決策は見いだせなかった。

言及状況

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@saki06113 @kggkmuntari 見せていただいた資料だとこれから散布適期に入りそうに思いますが、成虫が混じるなら合ピレ打った方がよいかもですね... 北海道の事例ですが、ご参考まで私の先輩の仕事をリンクします https://t.co/CNxXhDsyzx ほ場と雑草で回っているようでなかなか手強そうですね...

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