著者
姥浦 道生 小泉 秀樹 大方 潤一郎
出版者
公益社団法人 日本都市計画学会
雑誌
都市計画. 別冊, 都市計画論文集 = City planning review. Special issue, Papers on city planning (ISSN:09131280)
巻号頁・発行日
no.37, pp.811-816, 2002-10-15
参考文献数
11
被引用文献数
2

本研究においては、ドイツ・ノルトライン-ヴェストファーレン州において大型小売店舗の建設誘導計画を通じた立地コントロールの実態を調査・分析している。結論としては、まず立地コントロール規準の適合性の判断に関し、判断資料となる数値の導出過程が明示的ではないこと、及び規準が抽象的なため主体によって適合性の判断基準が異なることが、明らかになった。また、これらの帰結として異なる結論の意見書が出されていたが、それらを専門的観点から調整する場は存在していないことが明らかになった。さらに、一方ではこの立地コントロール規準が、実質的には政治的な裁量の枠を限定していることも明らかになった。

言及状況

外部データベース (DOI)

Twitter (2 users, 3 posts, 0 favorites)

こんな論文どうですか? 自治体レベルにおける大規模小売店舗開発の立地コントロールの規準とその運用に関する研究 : ドイツ・ノルトライン-ヴェストファーレン (NRW)州・ドルトムント市(姥浦 道生ほか),2002 … https://t.co/bmYxl0UGax
こんな論文どうですか? 自治体レベルにおける大規模小売店舗開発の立地コントロールの規準とその運用に関する研究 : ドイツ・ノルトライン-ヴェストファーレン (NRW)州・ドルトムント市(姥浦 道生ほか),2002 … https://t.co/bmYxl0UGax

収集済み URL リスト