著者
下津 真由美 岩波 保則 岡本 英二
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.105, no.121, pp.59-64, 2005-06-10
被引用文献数
2

本稿では、MIMO固有モード伝送におけるLDPC符号化適応変調Hybrid ARQ方式を提案し、計算機シミュレーションによりそのスループット特性を評価した。提案方式では、適応変調として16QAM変調とQPSK変調を用いて、各固有モード通信路を通し独立伝送又は並列伝送するなど8段階の変調方式を設定し、受信SNRの閾値に基づいてこれら変調方式を切り換える。またLDPC符号化Hybrid ARQ方式として符号化率約1/2のLDPC符号を用いてType-II Hybrid ARQ方式を検討した。なお、以上の各方式において、伝送容量が最大となるように各固有モード通信路に注水定理に基づいて送信電力配分を行っている。

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[CiNii][論文][無線][符号理論][FEC][MIMO][LDPC符号][HARQ]
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