著者
假谷 直之 松村 誠士 RODIS Omar M M 紀 瑩 杜 小沛 志野 綾子 下野 勉
出版者
一般社団法人 日本小児歯科学会
雑誌
小児歯科学雑誌 (ISSN:05831199)
巻号頁・発行日
vol.44, no.3, pp.379-384, 2006-06-25

今回,我々は新しく発売されたミュータンス菌測定キット,オーラルテスターミュータンスの<I>S. mutans</I>検出能力を臨床評価する目的で研究を行った。被検児は岡山県内にあるN保育園児(4,5歳児)52名。オーラルテスターミュータンスとカリオスタットはマニュアルに従い処理,判定した。PCR法は,QIAGENのマニュアルに従いDNAを調製してPCR後,電気泳動にてバンドを確認した。対象を<I>S. mutans</I>とした場合,オーラルテスターミュータンスの値をHigh,Low二群に分けた分析で,High-Low間ではP<0.001,カリオスタット値の同様な分析では,High-Low間においてP<0,01でBand検出の有無との問に関連性を認めた。対象を<I>S. sobrinus</I>とした場合,オーラルテスターミュータンスの値をHigh,Low二群に分けた分析で,High-Low間においてはBand検出の有無との間に関連性を認めなかった。カリオスタット値の同様な分析においても,High-Low間でBand検出の有無との問に関連性を認めなかった。今回の研究で,<I>S. mutans</I>に特異的といわれている領域を増幅したPCR法によるバンド検出率と関連することが確認された。オーラルテスターミュータンスは,齲蝕原因菌のうち特に<I>S. mutans</I>の検査として有用と考えられる。

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こんな論文どうですか? 新しい S. mutans 菌検査キットのPCR法を用いた臨床的有用性評価(假谷 直之ほか),2006 https://t.co/3a83LWbquo
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