著者
繆 冶煉 アガド マルシャル D. 吉崎 繁
出版者
農業食料工学会
雑誌
農業機械學會誌 (ISSN:02852543)
巻号頁・発行日
vol.59, no.1, pp.37-41, 1997-01-01
参考文献数
10

培養玄米の遊離脂肪酸度, 胴割および搗精特性を調べた。また, 搗精性能を向上させるために培養玄米のパーボイリング処理を検討した。15~40℃のまき床での培養処理では, 玄米の遊離脂肪酸度は26mgKOH/100gから18mgKOH/100gに減少した。培養玄米の胴割率は23℃の定温実験室内で自然乾燥後に60~80%と極めて高かった。培養玄米を100℃で2分間以上パーボイリング処理してから搗精すると, 砕粒の発生が減少すると同時に, 原料玄米の場合とほぼ同じ搗精歩合が得られた。また, 水中における精白米の胴割率も0~3%と非常に少なかった。

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こんな論文どうですか? 培養処理による米の加工(第3報) : 培養玄米の搗精特性(繆 冶煉ほか),1997 https://t.co/3Unmjbf4DL 培養玄米の遊離脂肪酸度, 胴割および搗精特性を調べた。また, 搗精性能を向上させるために培養玄…

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