著者
伊藤 綾子 渡辺 康 中島 正博
出版者
マイコトキシン研究会
雑誌
マイコトキシン (ISSN:02851466)
巻号頁・発行日
vol.58, no.1, pp.7-13, 2008-01-31
被引用文献数
1

チョコレート中のアフラトキシン(アフラトキシンB<sub>1</sub>, B<sub>2</sub>, G<sub>1</sub>, G<sub>2</sub>;AFs)分析法を確立し、室内再現精度の確認を実施した。チョコレート中のAFsは、アセトニトリル-メタノール-水(60+10+40, v/v/v)で抽出し、イムノアフィニティカラムにより精製後、蛍光検出HPLCにて定量を行った。試料にAFs標準液を0.1および10.0 μg/kgの濃度となるように添加し、日内および日間における繰り返し試験を行った結果、全てのAFsにおける回収率は90-97 %、併行再現性の相対標準偏差は1.7-3.3 %、日間再現性の相対標準偏差は0-4.1 %、異日分析における室内再現性の相対標準偏差に対するHorRatは、全て0.2以内であった。以上の結果から、チョコレート中のAFsは本法により精度良く分析できる事が確認された。

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こんな論文どうですか? チョコレート中のアフラトキシン分析法の検討(伊藤 綾子ほか),2008 http://t.co/rEdLh4zLsC
こんな論文どうですか? チョコレート中のアフラトキシン分析法の検討(伊藤 綾子ほか),2008 http://id.CiNii.jp/Bd8c6B
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