著者
栗原 昌子
出版者
福岡国際大学・福岡女子短期大学
雑誌
福岡国際大学紀要 (ISSN:13446916)
巻号頁・発行日
vol.5, pp.85-91, 2001-02-14

本稿は, 筆者が1998年8月から9月にかけて国際交流基金の日本研究客員教授派遣事業により派遣されたメキシコのグアダラハラ自治大学経済学科において「日本経済入門」の一環として行った講義(使用言語スペイン語)「日本の金融」で用いたメモをこのたび書き起こしたものである。第1部は第二次世界大戦直後から90年代までの日本の経済発展過程を4段階に分け, その中で金融機関が果たしてきた役割, また, 日本モデルともいうべき独自の経済発展モデルを紹介したものである。第2部(次号掲載予定)では, 1990年代に戦後初めての長期不況と金融危機を経験したなかで着手された21世紀にむけての金融制度改革ならびに金融業界再編の進展を辿る。

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