著者
細田 亜津子
出版者
長崎国際大学
雑誌
長崎国際大学論叢 (ISSN:13464094)
巻号頁・発行日
vol.2, pp.119-126, 2002-01-31

インドネシア・南スラウェシ州タナ・トラジャ県において,伝統的家屋=トンコナンの修復保存事業を行った。文化・習慣・社会背景が違う文化財保存の国際援助はそれらの理解,学習の繰り返しである。援助する側,援助される側はそれぞれの主張をする。地域性は独自性を自主的に発揮する場合は,事業を成功させる。しかし,地域性の押し付けば,文化的強制となり,援助展開をスケールの小さいものにしてしまう。本来は,一地方から起こった支援活動は国際援助として十分評価,活用,展開できるのである。

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こんな論文どうですか? 国際援助における「地域性」の問題(細田 亜津子),2002 http://t.co/i6jr5G0PtM インドネシア・南スラウェシ州タナ・トラジャ県において,伝統的家屋=…
こんな論文どうですか? 国際援助における「地域性」の問題(細田 亜津子),2002 http://t.co/Y72dYkDVLZ インドネシア・南スラウェシ州タナ・トラジャ県において,伝統的家屋=…

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