著者
逆井 宏
出版者
宝塚造形芸術大学
雑誌
Artes : bulletin of Takarazuka University of Art and Design : 宝塚造形芸術大学紀要 (ISSN:09147543)
巻号頁・発行日
vol.11, pp.127-144, 1997-03-31

パリ市の街路は19世紀から大きな変容をみせた。そこには4人のキーマンがいた。E.R.プペル,ヴィクトル・ユゴー,ルイ・ナポレオンであり,G.E.オースマンである。彼らは一様に街路(悪路)を嘆き,清潔化-美化を訴え改革を提言し実施した。1章では4人の「清潔革命」の各々を考察し,2章において当時の人々の衛生観念確立までの経緯を考察,3章では街灯をもって清潔化-美化のツールとしながらも技術に翻弄された史実を考察し,終章においては「人間のための街路」を展望した。

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