著者
間淵 領吾
出版者
数理社会学会
雑誌
理論と方法 (ISSN:09131442)
巻号頁・発行日
vol.17, no.1, pp.3-22, 2002

「日本人は、他国民と比較すると同質的であり、国民のあいだにコンセンサスが形成されている」と主張されることが多い。しかし、ここで「日本人同質論」と呼ぶことにするこの種の主張は、少数の事例から推論された場合が多い。一方、大規模なランダムサンプルを対象とした世論調査データによって、同一の質問内容に対する各国民の回答を計量的に分析し、この主張を検討した研究は見当たらない。そこで、国際共同世論調査であるISSP調査と世界価値観調査のデータを分析し、日本人同質論の検証を試みた。その結果、日本人の意識は必ずしも他国民より特に同質的とは言えず、家族・ジェンダー意識、政府役割観、職業意識についてはむしろ同質性が低い場合もあることがわかった。

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@1EqqtxKZZlqypEI 「日本人同室論」を否定する論文もあって定説は?ですが、同じであると安心する傾向は強いのかなぁ。 https://t.co/faJNYyTHqa
こんな論文どうですか? 二次分析による日本人同質論の検証(<特集>二次分析の新たな展開を求めて)(間淵 領吾),2002 https://t.co/TkCC2W1Hd4
1 1 https://t.co/Fn7nM6MNCB
こんな論文どうですか? 二次分析による日本人同質論の検証(<特集>二次分析の新たな展開を求めて)(間淵 領吾),2002 https://t.co/NMxWmMLpIJ

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