著者
柴村 恵子
出版者
名古屋女子大学
雑誌
名古屋女子大学紀要 (ISSN:02867397)
巻号頁・発行日
vol.18, pp.169-175, 1972-04-01

1.白:黒=1:1については,低照度では白がきれいに見え,高照度になるに従って黒がきれいに見える.2.白:黒=1:13については低照度では無地に見え,高照度になると白線が進出する.3.1000[lx]以上になると,グレアの関係が入り見にくく,目もつかれやすくなる.又布が派手であったり,地味であったりするのは白線がグレーに見えたり,全体に黄味がかつたり,線が光って進出したりするために影響するものと思われる.4.横,縦,斜縞の三種のうち斜が一番見にくい.次に横,縦の順になっているが,これは材質,照度によっても違いがあるので一概には言えない.以上の実験結果から今後各種の縞幅について研究を重ねたいと思う.終りに本研究にあたり御指導いただきました岐阜大学教育学部の中野刀子教授に厚く御礼申し上げます.

言及状況

Twitter (2 users, 3 posts, 1 favorites)

こんな論文どうですか? 明るさと縞模様について(第1報) : 照度と距離の変化による(柴村 恵子),1972 http://t.co/DusMgMEA49
こんな論文どうですか? 明るさと縞模様について(第1報) : 照度と距離の変化による(柴村恵子),1972 http://id.CiNii.jp/EAPlL

収集済み URL リスト