著者
白石 孝
出版者
慶應義塾大学
雑誌
三田商学研究 (ISSN:0544571X)
巻号頁・発行日
vol.43, no.5, pp.35-53, 2000-12

本稿は前稿の浜町1丁目に続き,その町の2・3丁目について,街並みを形成する商業史的特徴を記したものである。江戸時代にこの地がいかなる武家屋敷地であったかを,いくつかの地区に分けて詳述して,その特徴を指摘すると共に,2丁目と3丁目の違いから,明治の新政府のもとでの町の変容に及ぶ。明治初期のこれらの町の土地所有者をみるが,商業化を含め,停滞的な町の姿を探る。これが変化してゆくのは遅く,明治20年後半以降とみるが,明治に入っての最初の商業化の動きであった魚市場開設のいきさつから,更にこの広い敷地利用の陶器商の進

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「日本橋浜町2・3丁目商業史覚書」白石孝氏。三田商学研究から。面白いなぁ。 http://t.co/3LofIABRjn
「日本橋浜町2・3丁目商業史覚書」白石孝氏。三田商学研究から。面白いなぁ。 http://t.co/3LofIABRjn

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