著者
金城 宏
出版者
沖縄国際大学
雑誌
産業総合研究 (ISSN:13405497)
巻号頁・発行日
vol.5, pp.75-98, 1997-06

本稿では、沖縄県における商業集積地区(商店街)の集積構造を集積率、規模構造、業種・業態構成、販売効率及び路線価等の諸要素を用いて分析し、その特質と変容について考察を加えた。特に米軍返還施設の跡地利用・都市整備を目的とする区画整理事業や宅地造成による新商業地の形成と大型店・業態店舗の立地展開が、都市の小売商業構造と競争形態の重要な変動要因になってきている。そこで大型店の集積内立地と商業集積率の相互関係によって都市類型化を試みると共に、今後の商業集積の方向性も示唆した。

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