著者
宮地 功
出版者
日本教育情報学会
雑誌
教育情報研究 : 日本教育情報学会学会誌 (ISSN:09126732)
巻号頁・発行日
vol.7, no.4, pp.28-37, 1992-03-31
被引用文献数
1

FORTRAN言語の授業において言語を理解させ,プログラム作成能力を開発するために小テストやプログラム演習を行った.定期試験でその学習成果を,アンケートによって意識を調べた.大学生と高専生との比較を行った結果,両者の学習効果には有意な差がないことが分かった.文法の理解度に関係の深い要因として,プログラムの提出が早い,小テストの正答率が高い,などの要因が抽出出来た.すべての問題に正答するまで繰り返し問題用紙を再提出させる演習によって,文法について理解を向上させることが可能であることも判明した.

言及状況

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こんな論文どうですか? 大学と高専におけるFORTRAN入門教育の学習状況の比較(宮地 功),1992 http://id.CiNii.jp/EkKqL

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