- 著者
-
山崎 統道
- 出版者
- 福岡国際大学・福岡女子短期大学
- 雑誌
- 福岡女子短大紀要 (ISSN:02860546)
- 巻号頁・発行日
- vol.53, pp.43-56, 1997-07-11
女子短大生の食生活, 自覚症状の訴え, 身体活動および, 食生活と身体活動との関連について調査・検討した。結果は次の通りである。1. 対象者は地方都市に居住し, 自宅通学生が主体である。週1∿2日休めるもの85.2%, 規則正しい生活をしているもの12.2%, ストレス正常者35.4%, 自分は健康であるとするもの45.5%であった。2. 対象者の食習慣は79.7%のものが少し悪い, 悪い状態であった。3. 自覚症状の訴えとして「ねむい, あくびがでる, 横になりたい, 全身がだるい, 根気がなくなる, イライラする, 肩がこる, 時々立ちくらみしそうになる等の症状」であった。4. 対象者の81.0%のものが運動不足がち, 運動不足であった。5. 食習慣が悪くなるにつれて体の動きが悪くなり, 体の動きが悪いものは食習慣も悪くなる傾向がみられた。