著者
池内 淳
出版者
日本図書館情報学会
雑誌
日本図書館情報学会誌 (ISSN:13448668)
巻号頁・発行日
vol.49, no.3, pp.89-107, 2004-02-29

本研究では, 仮想評価法を用いて, 公共図書館サービスの経済価値を測定した。図書館利用者に対するアンケート調査において, 回答者は借覧, 及び, 来館に対する支払い意志額を尋ねられた。その結果, 図書館サービスに対する支払い意志額は100円や50円といったきりのよい金額に集中した。また, 四つの異なる手法によって便益額を集計しそれぞれの便益額を比較した。さらに, 館外貸出サービスについての費用便益分析を行ったところ, 資料費を正当化するに充分な便益が測定された。

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英国図書館、英国に対する経済貢献の最新評価を発表 | カレントアウェアネス・ポータル http://current.ndl.go.jp/node/23569 この記事で、BL(BritishLibrary)の経済価値が投資額の5倍という結果を報告していて、日本はどうなのかなと思って調べてみました。 仮想評価法による公共図書館の経済評価 http://ci.nii.ac.jp/naid/1100 ...

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