著者
向後 千春
出版者
日本教育心理学会
雑誌
教育心理学年報 (ISSN:04529650)
巻号頁・発行日
vol.42, pp.182-191, 2002
被引用文献数
1

大学でいくつかの科目についてWebベースの個別化教授システム(PSI)を実践している。本論文はそのデザイン,実践と評価について報告する。PSIコースは自己ペースによる学習と,単元ごとの通過テストによって完全習得学習を指向することを特徴としている。学習教材はHTMLで記述され,受講生にCD-ROMの形で配布された。3~5年間の実践でのドロップアウト率は10%以下であった。コースの最後に行った授業評価によると,PSIコースは一斉講義形式の授業よりも高い評価を得た。

言及状況

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大学におけるWebベース個別化教授システム(PSI)による授業の実践 (教育心理学と実践活動) https://t.co/NktDQcsN1b
@colonialism_gf そうですねぇ、e-learningにおけるドロップアウト率を調査した論文のデータベースがまなうぇえに少しだけ残ってるんですよ、http://t.co/PlSOMM7nZT とか http://t.co/JagUPL6WIA
@yamatomo413 http://t.co/vinZ8Uug ←ここにある論文(PDF)を読んでみてください。ここに出てくる「プロクター」と呼ばれている存在が、「適切な助言者」であり「アドバイザー」になります。効果はありますが、コストもかかります(;_;)。

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