著者
服部 恒明 大槻 文夫
出版者
一般社団法人 日本体育学会
雑誌
体育学研究 (ISSN:04846710)
巻号頁・発行日
vol.19, no.3, pp.133-136, 1974

手掌部平面相は, 把持動作等における接触域の指標として, 身体活動の遂行において考慮すべき形質と考えられるが, 従来殆んど言及されていない. そのため,成人男女合計139名について面積測定し, きき手別の集団で検討した. その結果, 平均値は男14Ocm^2, 女12Ocm^2前後を示し, 男女共優勢側の値が, 非優勢側に比して大きかった. スポーツマンの結果と比較すると, 一般成人では両側とも小さいことが知れた. 非優位側の優位側に対する割合は97〜99%を示し, Verchuerの平均百分率偏差を求めた結果, 男女間や左右優勢群間に特定の傾向は認められなかった. 平均値で示される一般的傾向に従がわないもの, すなわち非優位側が優位側よりも大きい例は, 男の右優勢群で12(21.4%), 左優勢群7(23.3%), 女の右優勢群で6(15.8%), 左優勢群6(40.0%) となり, 比較的高い頻度で出現することが明瞭となった.

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