著者
家 正則 海部 宣男 小平 桂一
出版者
一般社団法人日本物理学会
雑誌
日本物理學會誌 (ISSN:00290181)
巻号頁・発行日
vol.47, no.4, pp.269-276, 1992-04-05
被引用文献数
5 5

国立天文台は平成3年から8年計画でハワイ島マウナケア山頂に口径8 mの光学赤外線望遠鏡 (JNLT, 愛称「すばる」) の建設を開始した. この望遠鏡 (図1) は, 集光力・解像力・観測波長帯域などにおいて既存の望遠鏡をはるかに凌ぐ性能を持ち, 観測天文学に新しい時代を拓くことを目指して建設される. 具体的には波長0.3〜30 μmの可視光・赤外線で, 宇宙の果てのクェーサーや銀河を観測し宇宙の構造と進化を解明すること, 銀河内での星形成領域の観測から星や惑星系の誕生の過程を解明すること, などを目的としている. 本計画の概要と天体物理学に与えるインパクトについて展望する.

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こんな論文どうですか? 口径8 m「すばる」望遠鏡計画 : 宇宙の生い立ちを解明する(家 正則ほか),1992 http://t.co/OpGIkkT9VX
こんな論文どうですか? 口径8 m「すばる」望遠鏡計画 : 宇宙の生い立ちを解明する(家正則ほか),1992 http://id.CiNii.jp/IsRyL
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