著者
菊池 浩明
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告知能と複雑系(ICS) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.1995, no.23, pp.127-132, 1995-03-06

本稿では,連続する1の要素の数を指定した二種類の数列に基づいて,n×mの行列を0と1で埋めていく「イラストロジックパズル」を考察している.イラストロジックパズルのいくつかの性質が明らかにされた後,任意のパズルを解くいくつかのアルゴリズムが提案されている.また,アルゴリズムの重要な性質である完全性と健全性,すなわち,いかなるパズルもそのアルゴリズムで解くことが出来,かつ,アルゴリズムのいかなる出力も正しい解になっていることが証明されている.最後に,アルゴリズムの理論的な計算量の評価と,計算機上での実際の実行This paper studies the "illust-logic puzzle," which is of a n×m matrix to be filled with 1 and 0 based on two sequences specifying run-lengths of 1-elements. After some of properties of the illust-logic puzzle are clarified, some algorithms to solve any g

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