著者
今福 道夫 中村 幸弘
出版者
日本甲殻類学会
雑誌
Crustacean research (ISSN:02873478)
巻号頁・発行日
no.24, pp.19-22, 1995-12-15

巻貝の軟体部が付着したままの貝殻を背負うヤドカリが、新潟県上越市沖の浅海の砂底から見つかった. 3個体はトゲトゲツノヤドカリDiogenes spinifronsで、1個体はトゲツノヤドカリD.edwardsiiであった.そのうちの1個体では、巻貝の蓋にヤドカリの鋏によると思われる傷が多数あったことから、その巻貝は生きている間にヤドカリによって襲われたものと推定される.また、水槽観察から、軟体部がヤドカリによって食べられたようなので、軟体部をもつ殻は、新しい宿と食料の保管という二重の機能をもつものと考えられる.

言及状況

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リクエストありがとうございます。お久しぶりです。 また、たびたびご回答を拝見し、勉強させて頂いております。 このご質問は先日のご回答に関連しているのでしょうかね。 さて、ご質問の動画はなかなか面白いですね。 ですが、ご質問いただいた内容については、ハッキリ言って考えたこともございません(笑) ただ、ヤドカリが弱った巻貝を襲って殻を奪うということは比較的よく知られており、その様な場 ...

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