著者
松浦 佐江子 本位田真一
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.36, no.11, pp.2666-2680, 1995-11-15
被引用文献数
2

われわれの研究目的は仕様が変更された場合に、プログラムの作成プロセスを利用して既知のプログラムを修正し、変更要求を満たすプログラムを作成する方法を確立することである。われわれは広範囲言語Extended MLを用いた仕様・プログラム・プロセスを統一的に扱う枠組の上で仕様変更プロセスを形式化し、系統的な再利用方法を提案してきた。仕様変更プロセスは既知のモジュールから仕様変更の要求を満たす新しいモジュールを作成する仕様の差分定義プロセスと、プログラムを作成した過程である合成プロセスをまねるプロセスから成る。しかし、仕様変更は各々が独立に行われた複数の経験によって達成されることが多いので、一つのプログラム作成のプロセスをその都度利用するだけでは再利用の効率が良くない。また、過去に行った仕様変更と同様な仕様変更を行ってプログラムを得たい場合もある。本稿ではわれわれの提案した再利用方法を拡張し、複数の仕様変更プロセスを効果的に利用した仕様変更の実現方法を提案する。このような知識の積み重ねを支援するソフトウェァ開発環境を構築することによって、仕様変更に追従するプログラムの自動合成への道が開けると考える。

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こんな論文どうですか? 仕様変更プロセスの効果的な再利用 : まね方をまねる,1995 http://ci.nii.ac.jp/naid/110002721986
こんな論文どうですか? 仕様変更プロセスの効果的な再利用 : まね方をまねる,1995 http://ci.nii.ac.jp/naid/110002721986
こんな論文どうですか? 仕様変更プロセスの効果的な再利用 : まね方をまねる,1995 http://ci.nii.ac.jp/naid/110002721986

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