著者
塩谷 宗紀 稲積 宏誠
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.52, pp.261-262, 1996-03-06

分散人工知能の分野では,組織内での人間の活動をマルチエージェント環境としてモデル化している.エージェント間で合意形成を行うためのプロセスは交渉と呼ばれ, その相互作用は協調・妥協・競合に分類される.そこで本論文では,競合的状況も考慮したZlotkinらによる統合交渉プロトコルの枠組みに基づき,相手の価値体系が既知(相手の効用が計算できる)のもとでの交渉に限定されるなどの従来の条件を緩和し,相手の価値体系が未知の場合でも交渉が行えるような拡張モデルを提案する.

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こんな論文どうですか? 統合交渉プロトコルを用いたマルチエージェントシステムの合意形成(塩谷 宗紀ほか),1996 https://t.co/QyOuTFeKTX
こんな論文どうですか? 統合交渉プロトコルを用いたマルチエージェントシステムの合意形成(塩谷宗紀ほか),1996 http://id.CiNii.jp/MCQJL

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