著者
長嶋 洋一 片寄 晴弘 井口 征士
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.48, pp.379-380, 1994-03-07
被引用文献数
3

コンピュータ音楽(Computer Music)の分野では、素材となる「音響」の生成は永遠のテーマであり、情報処理パラダイムや信号処理システムの進展とともに多くの楽音合成方式が研究されてきた。また、非線型力学現象である"Chaos"については多くの研究・応用が続けられており、コンピュータ音楽の領域でもに"Chaos"や"Attractor"に関連した試みがいろいろなアプローチによって行われている。ここには、音楽における基本的なFracral構造が、音楽構造レベル・音楽要素レベルだけでなく、音響素材レベルの段階においても階層化できないか、という根本的な課題がある。本稿では、この非線型力学の手法にもとづいた楽音合成の方式の検討と、具体的なシステム構築の経過報告として、コンピュータシミュレーションによる検討、DSPシステムによるインプリメント、ハードウェアDSP化とりアルタイム制御システム化について述べる。

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こんな論文どうですか? Attractor Synthesisによる楽音合成システムの検討(長嶋 洋一ほか),1994 http://t.co/IcystTLQTE

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