著者
三道 弘明 河合 一
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.41, pp.253-254, 1990-09-04

近年のワードプロセッサはその低価格化により,自身の急速な普及を実現し,業務から個人的趣味に至るまで利用されている.このようなワードプロセッサを用いて作成した文書ファイルは,通常フロッピーディスクに保存される.しかしながら,次に述べるような理由により,苦労の末に作成した文書を消失してしまうことも少なくない.1)文書を保存することを忘れて,ワードプロセッサのスイッチを切る.2)作成中の文書の上に,誤って他の文書を読み込んでしまう.なお,1)による文書の消失を防止することを目的として,バッテリーによるバックアップ機能を備えていることが多いが,それもバッテリーが切れていないことを前提としたものである.従って,ワードプロセッサ自身にオートセーブ機能を実現し,文書作成中に随時保存していくことで,上述のような文書ファイル消失による損失を少なくすることも必要である.このようなオートセーブ機能は,ソフト的に容易に実現可能である.しかし,そのセーブをいつ実施すればよいかという問題は依然として残されている.本研究では,以上のような観点から,オートセーブ時期を決定するための定式化を行うとともに,最適オートセーブ時期について考察する.

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こんな論文どうですか? ワードプロセッサにおける最適オートセーブ時期の決定法(三道 弘明ほか),1990 https://t.co/cj4EuDtQeJ 近年のワードプロセッサはその低価格化により,自身の急速な普及を実現し,業務から個人的趣味に至る…
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