著者
松本 和彦 新舎 隆夫 小島 智
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.46, pp.133-134, 1993-03-01

多段論理生成は、多段化されたブール式を目標回路系の論理回路にマッピングする処理を伴う。マッピング手法はルールベース手法とトリーマッピングアルゴリズムに大きく分かれ、後者に属する代表的なものに、グラフカバリング法を用いるDAGONがある。本論文のPOLARISもトリーマッピングアルゴリズムの一種である。POLARISは先に、極性伝播法を用いるアルゴリズムとして提案したが、その後の評価結果より、極性伝播法だけでは最適なマッピングができないことが判明した。本論文では、従来アルゴリズムの問題点を解決する拡張アルゴリズムについて述べる。

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