著者
溝渕 佐知 新井 克也
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.53, pp.223-224, 1996-09-04

近年、パーソナルコンピュータの一般家庭への普及に伴い、コンピュータを用いた,情報通信がますますさかんに行われるようになってきている。しかし、電子的なコミュニティにアクセスしていても、実際には会話に参加せず沈黙する人々が多い。この原因の一つとして、 既存のグループに新しいメンバが参入する際の、物理的・心理的・社会的な障壁が考えられる。本稿では、電子的メディア利用によって初めて可能になるコミュニティのあるべき姿について考察した後、新参者がグループの会話に加わる際の障壁として考えられる要因を挙げ、既存グループヘの新規参入時の認知モデルと、そのモデルから演繹される仮説を挙げる。

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こんな論文どうですか? 電子的コミュニケーションの場への新規参入時における認知モデル(溝渕佐知ほか),1996 http://id.CiNii.jp/MHH8L

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