著者
広明 敏彦 旭 敏之
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.44, pp.261-262, 1992-02-24
被引用文献数
4

近年の高速通信ネットワークの整備や通信技術の進歩により動画像を含む情報の伝送が一般化してきた。動画像は通信における臨場感を向上きせ面談会議に近い環境を生み出す次世代の通信基盤として期待されてきた。しかし、現状のテレビ会議システムなどでは対面感覚に乏しいなどの問題が指摘されている。通信機器を意識ぜず面談会議のような感覚を生み出す通信形態は一般に「臨場感通信」と呼ばれている。だが、臨場感を効果的に向上させるのはどの情報なのかなど不明な点が多く臨場感自体の定義も曖昧である。本研究では通信機器を介在した人と人とのコミュニケーションにおいて円滑な意志疎通が行える通信環境の構築を目標としている。本報告ではまず多地点動画像通信に注目し、通信環境として立体画像を用いずに半透鏡と平面画像を利用した画像表示方式を提案する。

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