- 著者
-
大野 邦夫
- 出版者
- 一般社団法人情報処理学会
- 雑誌
- 情報処理学会研究報告デジタルドキュメント(DD) (ISSN:09196072)
- 巻号頁・発行日
- vol.2002, no.53, pp.1-8, 2002-05-31
- 参考文献数
- 20
- 被引用文献数
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8
セマンティックWebは、W3CディレクターであるTimBerners-Lee氏による今後のWebがその進化の過程で具備すべき機能への考察と提案である。その概要は、サイエンティフィックアメリカ[1][の記事で紹介されたが、それによると、個人を支援するネットワーク上のエージェントという位置づけであるる。セマンティックWebの具体的な技術はDAML+OILといった言語を用いた実装が試みられているが、実現の見通しは十分とは言えない。ここでは上記のようなセマンティックWebの現状について紹介し、考察を加えるとともに、携帯電話の世界から見た未来のWebに関する提言を行う。Scmantic Web is a concept of the future Web proposed by Dr. Tim Berners-Lee, W3C Director. He wrote an article[1] about Semantic Web to Scientific America magazine. According to the article Semantic Web was introduces ad an personal agent on the Web. Although implementation is tried through a language of DAML+OIL now, realization of Semantic Web is still unknown. This paper describes the situation above and the problems that prevent its realization. Finally, a proposal of future web through mobile phones is added.