著者
加藤恒昭 松下 光範 平尾 努
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告自然言語処理(NL) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2004, no.108, pp.89-94, 2004-11-05
被引用文献数
13

動向情報は,製品価格や内閣支持率の変化など,時系列情報に基づき,それを総合的にまとめ上げることで得られるものである.このような動向情報の効率的な提供には,文章だけでなくグラフなどの視覚的手段を利用し,それらを協調させることが必要となる.本稿では,複数文書に分散した様々な動向情報を文章や図表で要約・可視化するという研究課題を提案し,その処理の枠組みを示す.加えて,この課題の研究に有益であろうコーパスについて説明し,これを共通の研究素材とし,動向情報の要約と可視化への関心を共有する研究者によるワークショップを提案する.Trend information is obtained by synthesis and organization of series of temporal information such as transitions of a product price and a degree of public support for a cabinet. Effective communication of trend information should employ as its media not only text but also visual ones such as charts, and use those in a cooperative manner. In this paper, a research theme is proposed, that allows trend information scattered in multiple articles to be gathered, summarized, and provided in linguistically and/or visually. We show a framework to accomplish this research and explain a corpus useful for that purpose. We also propose a workshop on this research on summarization and visualization of trend information in which the researchers share this corpus as a common material.

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[論文][CiNii][データマイニング][テキストマイニング][可視化]

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こんな論文どうですか? 動向情報の要約と可視化に関するワークショップの提案(検索,要約)(加藤 恒昭ほか),2004 http://id.CiNii.jp/MXQsL
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