著者
宮川 大輔 石川 裕
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告システムソフトウェアとオペレーティング・システム(OS) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2005, no.48, pp.167-168, 2005-05-27
参考文献数
2
被引用文献数
1

最新の計算機では,消費電力やその結果発生する熱の問題が無視できなくなっている.プロセス毎にCPUの動作電圧を制御することで,計算機全体の消費電力を減らせる可能性がある.本研究では,プロセス毎の電圧制御が動作し,実用上有用であること,すなわち i) 電力消費を抑えられることii) オーバーヘッドが無視できるほど小さいこと をLinux Kernel 2.6を用いて示す.In modern computers, we cannot ignore the problem of power consumption and the emitted heat. By controlling process-based voltage, the power consumption of whole systems can be reduced. In this work, we present using Linux Kernel 2.6.8 that the per-process voltage control works well and is effective: i.e. i) we can control the consumption and ii) the overhead for controlling is moderate enough to ignore.

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