- 著者
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松下 幸司
- 出版者
- 日本教育工学会
- 雑誌
- 日本教育工学雑誌 (ISSN:03855236)
- 巻号頁・発行日
- vol.25, pp.29-32, 2001-08-20
- 被引用文献数
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1
学習形態の異なる3つの小学校の『総合的な学習の時間』の試行的実践終了後, 実際に学習活動を行った児童に質問紙調査を行ったところ, 「またやりたい」と学習活動に対し前向きな学習意欲を示した児童らは, 「内容・方法の多様性」「知的欲求の充足」などを正評価の理由として挙げる傾向にあることが明らかになった.逆に, 学習活動の中に「おもしろかった」と認識しうる体験活動があったとしても, 「自らの活動スキルに対する不安」「教師との人間関係上の問題」「活動目的が見出せない」などが, 学習意欲を低減する要因として働く可能性があることが示唆された.