著者
ベラネク レオ 日高 孝之
出版者
一般社団法人日本音響学会
雑誌
日本音響学会誌 (ISSN:03694232)
巻号頁・発行日
vol.58, no.1, pp.61-71, 2001-12-25
被引用文献数
1

本報告では, 多数のコンサートホールについて音響品質の主観評価順位と音響物理量を比較する。検討した物理量は残響時間, 初期残響時間, 側方エネルギー比(低域側4帯域と中音3帯域), 両耳間相互相関係数(80msで分離した初期と後部の中音3帯域), 初期時間遅れ, 低音残響比, 中音の音量因子G_<mid>125Hzの音量因子G_<low>表面拡散指数, サポートST1である。主観評価順位に高く相関した物理量は順に, [1-IACC_<E3>](「両耳品質指数BQI」と呼ぶ), 中音の初期残響時間EDT_<mid>125Hzの音量因子G_<125>(目視による)表面拡散指数SDI, 親密感ITDGとなった。

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