著者
宮城 美加代 川村 軍蔵
出版者
公益社団法人日本水産学会
雑誌
日本水産学会誌 (ISSN:00215392)
巻号頁・発行日
vol.66, no.2, pp.195-199, 2000-03-15
被引用文献数
4 5

S電位のL型反応を指標にした海産魚のUV感覚と, 錐体細胞の種類との関係を調べた。15魚種の供試魚の内11種から安定したL型反応が得られた。ホウボウ等5種で337nmと368nm両方のUV刺激に対してUV応答が得られ(Aグループ), マダイとヘダイでは368nmのみにUV応答があり(Bグループ), コノシロ等4種でUV応答がなかった(Cグループ)。いずれのグループでも錐体モザイクにはsmall accessory corner coneを欠き, A, Bグループでは錐体モザイクにcentral single coneが規則的に存在し, Cグループではcentral single coneが全体的に低密度でまばらに存在した。このことより, 本研究の供試魚のUV錐体はcentral single coneであると推定された。

言及状況

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直接の回答ではありませんが 魚の警戒行動とその伝播から調べていくのもいいかもしれません。 参考: 異なる背景色におけるスズキのルアー色の選択 [in Japanese] http://ci.nii.ac.jp/naid/110003160531/ 海産魚の L 型 S 電位の UV 反応と UV 錐体 [in Japanese] http://ci.nii.ac.j ...

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