著者
大西 正輝 泉 正夫 福永 邦雄
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. D-II, 情報・システム, II-パターン処理 (ISSN:09151923)
巻号頁・発行日
vol.82, no.10, pp.1590-1597, 1999-10-25
被引用文献数
24

近年,ネットワーク技術の発展に伴い,映像情報などの大容量データ転送が可能となり,大学や各種の学校ではサテライトシステムなどを用いた遠隔講義が行われている.講義風景を撮影する方法として,1台の固定したカメラを用いる方法や,複数台のカメラをディレクタなどが各時点でスイッチングする方法が考えられる.しかし,前者では講義の臨場感が伝わらず,また板書が見にくいといった問題点があり,後者ではカメラを制御する人手が必要となる.本論文では,動画像処理により講義映像の撮影・編集を自動化する手法を提案する.まず,映像中に発生した画素ごとの情報量を定義する.次に,その情報の分布に基づいて複数台のカメラを制御し,あらかじめ生成したスイッチング規則に従い映像の選択を行うことで,受講者に必要な情報を多く含む臨場感のある講義映像をリアルタイムで生成する.また,受講者の視認テストにより本手法の有効性を確認した.

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こんな論文どうですか? 情報発生量の分布に基づく遠隔講義撮影の自動化 (知能情報メディア論文特集)(大西 正輝ほか),1999 https://t.co/bzG7vMB24r
こんな論文どうですか? 情報発生量の分布に基づく遠隔講義撮影の自動化 (知能情報メディア論文特集)(大西 正輝ほか),1999 http://t.co/SbjKgV2JnW

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