著者
岩下 志乃 鬼沢 武久
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. D-I, 情報・システム, I-情報処理 (ISSN:09151915)
巻号頁・発行日
vol.83, no.8, pp.891-900, 2000-08-25
被引用文献数
10

従来の似顔絵描写に関する研究では, 顔画像の処理を行い, 特徴点を抽出し似顔絵を描写するものが多かった.しかし, 顔から受ける個人的なイメージをもとにして似顔絵を描写するという観点から研究は少ない.そこで本論文では, 顔の印象や特徴を言葉で表現し, その言語表現をもとに似顔絵を描写するプロセスについて検討する.入力される印象として, 快活度, 優しさなど五つのグループに関して言葉を入力する.描かれた似顔絵は言葉を用いて修正することができる.また, 似顔絵を描く上で重要とされる誇張の概念を, パラメータ値と線種の修正という2種類の誇張法を用いて実現する.最後に, 何人かの被験者に似顔絵を作成してもらい, 本手法の評価を行う.

言及状況

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こんな論文どうですか? 主観的印象を考慮した言語表現による似顔絵描写(岩下志乃ほか),2000 http://id.CiNii.jp/NWb4L

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