著者
今井 繁 長尾 智晴
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. AI, 人工知能と知識処理
巻号頁・発行日
vol.98, no.58, pp.59-66, 1998-05-21
被引用文献数
3

自動作曲を人間が作曲を行うための補助的なものと考えると, 作曲のための素材として, バラエティに富む多様な曲を人間に対して提供することが必要となると考えられる.以上の考えに基づき, ランダムな音符列を遺伝的アルゴリズム(GA)により一般的な音楽理論に適合させていくという手法を用いて作曲を行った.その際, コード進行とメロディを決定する双方のプロセスに対してGAを適用した.また, 生成された曲に対する人間の主観評価実験を行ったところ, 本手法により定めた適応度関数は人間の評価を的確に反映していることを確認した.

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