著者
長岡 大義 浜田 大輔 辻 慶孝 若原 俊彦
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. TM, テレコミュニケーションマネジメント (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.104, no.566, pp.73-78, 2005-01-13

近年の無線技術の進展とともに, 半導体技術の進歩により, 無線によって非接触で物体を自動識別する無線ICタグ(RFID : Radio Frequency Identification)がバーコードの代わりに用いられるようになった.無線ICタグ(以下, 無線タグ)は, ICチップと無線アンテナから構成され, RFIDあるいは無線タグ, 電子タグなどとも呼ばれ, ユビキタス時代の中心的なデバイスになるものと考えられている.本報告は, ユーザが食を購入する際に, その食品成分の中に自分がアレルギーとなる成分が含まれているかどうかを, PDA (Personal Digital Assistants)をベースに構成する無線タグリーダで読み取り, ネットワークを介して食品データベースにアクセスしてチェックし, アレルギー成分が含まれる場合にはこのPDAにアラームで表示するなどの処理を行う食品購入支援手法について述べる.具体的には, Webサーバを介して無線タグで読取った食品成分情報をデータベース上のユーザの食品アレルギー情報と照合し, 該当している場合にはPDAにアラーム表示させユーザに通知する食品購入支援システムについて述べたものであり, 13.56MHz帯の周波数を用いたRFIDタグを用いてプロトタイプを構成し, 実現の可能性の見通しが得られた.

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こんな論文どうですか? 無線ICタグを用いた食品購入支援手法の一検討(オフィスアプリケーション・ネットワーキング・マネジメント及び一般),2005 http://ci.nii.ac.jp/naid/110003202928 近年の無線技術の進展とともに, 半導体技術の進歩により,

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