著者
高取 祐介 長谷川 孝明
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. ITS (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.104, no.762, pp.35-39, 2005-03-22

本論文では車車間通信を用いた安全運転支援システムの普及段階での安全性の定量的評価を行っている.搭載車両および非搭載車両それぞれの安全性の評価指標を提案し, ミクロスコピック自律走行型交通流シミュレータを用いて車両1台1台の無事故走行距離を測定することで, システムの有無による安全性を定量的に評価している.警告型支援システムの効果をシミュレーションによって評価した結果, システム搭載車では普及率が20%から60%といった比較的低普及段階においても, およそ1.5倍程度ドライバの無事故走行距離が伸びることが示されている.さらに60%を超えると安全性が大きく増加することが示されている.

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こんな論文どうですか? 安全運転支援システムの普及率に対するシステム性能の評価(ITS情報処理・一般)(高取 祐介ほか),2005 http://id.CiNii.jp/NbXGL

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